第10回熊本テックプラングランプリで熊本大学発ベンチャー「株式会社GALTS Pharma」が最優秀賞を受賞しました
2025年7月19日(土)に、熊本県次世代ベンチャー創出支援コンソーシアムが主催する「第10回熊本テックプラングランプリ」が開催され、熊本大学発ベンチャーの株式会社GALTS Pharma(大学院生命科学研究部(薬学系)の甲斐広文特任教授ら起業)が、エントリーした全20チームの中から最優秀賞に選ばれました。
同コンソーシアムは、熊本県?肥後銀行?熊本大学?熊本県工業連合会?リバネスの5者によって組織され、熊本県内の次世代ベンチャーの創業支援プログラム「熊本テックプランター」を運営しています。
同プログラムの一環として、次世代ベンチャーの発掘?育成することを目的に、2016年から「熊本テックプラングランプリ」が開催され、今年で10回目の開催となりました。
全20チームの応募から書類審査を通過した9チームがファイナリストとして、本学からは、株式会社GALTS Pharma(甲斐広文特任教授)、Nanorobots Bio(東大志准教授、発表者:有田健一URA)及びライト?クリア(小澄大輔准教授)の3チームが選出されました。
本学の勝田陽介准教授(株式会社StapleBio 共同創業者?取締役CSO)の基調講演に続き、同コンソーシアム及びパートナー企業からなる審査員に対して、7分間のプレゼンテーション及び4分間の質疑応答を行い、最優秀賞、優秀賞及び各企業賞の選考が行われました。
甲斐特任教授らの発表テーマは、「遺伝性難病に対する創薬から透析ゼロ社会の実現へ」。透析ゼロ、腎臓移植ゼロを飲み薬で実現する!をビジョンとした革新的なアプローチ及びビジネスプランが評価され、最優秀賞とリアルテックファンド賞を受賞しました。
また、東准教授らのNanorobots Bioは、「バイオ医薬品の開発を加速させる ナノロボットキャリアの開発」という発表テーマで、優秀賞と企業賞を受賞しました。
なお、審査中には、会場のロビーにおいて、ファイナリスト、パートナー企業及び県内の大学や高専のポスターセッションが行われ、活発に意見交換が行われました。
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